ハワイプリスクール留学を決断した理由
日本生まれ日本育ち、留学経験もなく根っからの日本人の女医ママです。
2023、2024年の夏の2回、子供たちにハワイへのプリスクール留学を経験してもらいました。
これまで私自身英語力不足に泣かされた経験が何度もあり、子供達は英語に困らないように育ててあげたいと強く思っています。子供たちは現在日本のInternational preschoolに通わせているものの、絶賛日本語優位で育っており、日本での英語教育の難しさを痛感しています。
そんな中、もっと英語環境を与えてあげたい、という気持ちと、育休中に何か有意義なことをしたい、コロナ禍も明けたし久しぶりに海外旅行したい、という気持ちが私の中でグルグルした結果、海外に短期滞在して長男を現地のlocal schoolに通わせたらどうだろうか?と思い立ったのが去年の春ごろでした。
調べていくうちに育休移住、育休留学、という単語にも出会い、フィリピンやマレーシア、フィジーなどでも育休中にプチ移住や留学をされている方のブログも熱心に読みました。
最終的にハワイを選んだのは、個人的にハワイには何度も滞在したことがありある程度の土地勘があること、親戚が家を貸してくれるため宿泊費が浮くことが決め手でした。
また、子供に優しく比較的治安が良い、食べ物も美味しい、気候も良い、アジア人差別が少ない、いざとなれば結構日本語が通じることも選んだ理由です。
結局、子供の休みの都合や、私含め家族の仕事の都合なども鑑みて1ヶ月ほどの短い滞在となりましたが、私が経験してきたプリスクール留学を皆さんとシェアしたいと思います。
コロナでハワイも色々と変わりましたし、プリスクール留学は情報も少なく現地で幾度となく困った経験をしたので、これから似たような育休中のプチ移住や留学にチャレンジしてみたい!という方に少しでもお役に立てれば幸いです。
まずは情報収集
実際、育休期間を利用してハワイに短期滞在しよう、という計画はずいぶん前から心の中で考えていたのですが、色々と慌ただしく実際にプリスクールに関して動き始めたのは一ヶ月半ほど前からでした。
2023年留学当時は2歳半、まだトイレトレーニングは始めておらず発語は2語文程度でした
滞在するワイキキから通える範囲、ということでネットで検索して下記の6か所に問い合わせました。
- Jikoen Hongwanji Lumbini Preschool
- St. Mark’s Preschool-Kama’aina Kids
- Waikīkī Community Center Preschool
- Honolulu Preschool-Kama’aina Kids
- Montessori Community School
- Children With Aloha Academy
が、
Jikoen Hongwanji Lumbini Preschool→2歳児クラスは満席
St. Mark’s Preschool-Kama’aina Kids→短期滞在は現在受け入れていない
というお返事があり、他の4つからは返信もなし、という結果でした。
この時点で渡航まであと一ヶ月でしたので、これは間に合わないぞと思い、仲介業者にお願いすることにしました。
仲介業者へのお願い
仲介業者はネット検索してe-Mommyさんにお願いしました。
渡航まで一ヶ月という無茶ぶりをしてしまいましたが、素早くやり取りしてくださり対応も丁寧で何とか留学先を確保することができました。実際の留学先に関しては、今後も留学する可能性があるため名前は控えさせていただきます。
留学先が実際に決定するまでは手配料がかからず、LINEで相談することができたのも安心でした。
私が利用させていただいた際は一括5万円で
- 現地プリスクールリサーチ・アドバイス
- 空き状況確認・入園調整・見積もり
- 入園資料
- 英文登録書類記入代行
を行っていただきました。
オプションで
- スクール訪問付き添い
- 現地病院予約・付き添い
- スクール送迎
- 航空券手配・滞在先手配
などをお願いすることもできるそうですが、私はここは節約しました。
ただ、振り返ってみると現地病院予約・付き添いはお願いしても良かったと思います。のちのち記事を書く予定ですが、病院関連に関してはなかなか大変な目にあいましたので…
日本での準備
航空券などの手配は別として、プリスクール留学関連で日本で行った準備を記します。
- 仲介代の送金
- Application formの記入(日本語で記入したものを仲介業者さんが英訳してくださいました。)
- 持ち物の確認(ある程度日本で用意していこうと思っていたので、先に登園時に必要な持ち物を仲介業者さんから教えていただきました。)
- 母子手帳コピーの提出
- 現地での初回面談の日程調整
- Health formの確認(現地のクリニックで記載してもらう必要があるので日本で印刷して持って行きました)
プリスクールとの直接のやり取りはせずに、仲介業者さんを挟んでのやり取りでしたので、全て日本語で行われました。
保育園関連で用意した持ち物
保育園から持ってきてください、と言われる物品は、保育園や年齢によって様々だと思いますが、去年、まだトイレトレーニング前の2歳息子を連れて行ったときは、初日の持ち物は以下のようになっていました。
- baby wipes with plastic container
- disposable diapers (1 pack)
- 1 family photo and 2 copies of your child’s most recent photo
- 1 standard crib sheet. A blanket or beach towel are optional
- 3 complete sets of clothing
- 2 pairs of slippers, or 2 pairs of slip-on Crocs
- 1 standard toothbrush with a thin base
- 1 water bottle
- Hat (optional)
今年連れて行った際は上の子はもうオムツが外れていましたので、オムツを持っていく必要はなく、代わりにsets of clothingにパンツも追加して入れました。
ちなみにハワイはトイレトレーニング事情がとても厳しく、同じ2歳児でもおむつが外れていないと保育料が上がったり、登園を拒否されることもあります。また3歳になるとおむつが外れていないと基本的に通園することができません。
日本の最近の傾向としてはトイレトレーニングはゆっくりその子に合わせて行っていけばいいよね、という風潮があるので、ハワイの厳しさにはびっくりしましたし、今年3歳の子を通わせる際にはかなり焦りました。
実際に持って行ったのは
- おむつ1pack(メリーズの44枚入りをどーんと持って行きました)
- 印刷した家族写真と子供の写真
- ブランケット
- 洋服 5セットくらい
- クロックス2足
- 歯ブラシ
- 水筒
- 帽子
です。
もちろん現地でも購入できますが、円安と物価高のせいで、日本で買って持って行った方が段違いに安いです。
逆に現地ハワイで購入したのは
- costcoでおしりふき
- Targetでcrib sheetです。
最初からふたが付いているおしりふきは日本のドラッグストアでは見たことなかったのですが(日本でもcostcoになら売っているようです)、かなり便利ですね。日本でもこちらが主流になればいいのにと思いました。
crib sheetは日本では馴染みがないですが、ハワイでは保育園で子供の寝具にかけるものといえばこれ!という感じみたいなので、スーパーでもどこででも売っています。色々な柄があって可愛いですよ。
また、家族写真はボードに貼っておいて子供が寂しくなったときにいつでも家族の姿を見れるためで、子供の写真は靴箱や棚に名前とともに貼っておくためでした。
準備しておけばよかったと思ったもの
ハワイプリスクール留学に際して、実際は準備しなかったけれど、現地に到着してからしておけばよかったと後悔したのはこちら。
A型肝炎ワクチンの接種です!
ハワイでは政府の規定上、必ずA型肝炎ワクチンを接種していなければなりません。が、日本では通常の予防接種スケジュールに含まれていないので、別途接種していく必要があります。私はなぜかハワイで打てばいいや~と楽観的に考えていたのですが、思ったよりも大変でした。日本で接種していき、母子手帳に記載してもらうことを強くお勧めします。